SSブログ

ラグビーのボールはなぜ楕円球?

私は高校3年間、部活動でラグビーをやっていました。高校になってからはじめたので、最初にボールが楕円球ということに戸惑いました。
まっすぐに転がらない、地面に置くのも一苦労…、サッカー、野球など色々な球技がありますが、ラグビーボールほど特徴のある形はないでしょう。特にキックが難しかったですね。
で、これはいったい何がきっかけで生まれたのか前から気になっていたので調べてみたのですが、今でもはっきりとした理由はわかっていません。
でも、いくつかの説があるみたいです。その中で最も有力視されているのが、牛や豚のぼうこうを膨らませていたため、楕円球になったという説です。
ラグビーフットボールという競技の起源は、サッカー同様にイングランドの中流階級以上が通うパブリックスクールで、現在のルールから見れば、サッカーともラグビーともいえないフットボールが行われていました。
イングランドのラグビー発祥の学校には、「ボールを持って走った」というウェツブ・エリス像が立っています。そのエリスが持っているボールは、楕円というより球に近い形をしています。
また、ラグビー校のすぐ隣には博物館があり、そこはもともとボールを作っていたギルバート社の工房の跡地です。
そして、博物館内には競技が生まれた頃の使われた、豚のぼうこうで作られたボールが飾られていて、やはり楕円というよりも球状に近いので、いつから楕円球になったのか、いまだに判明していません

楕円球に慣れれば、球状のボールよりも持ちやすく、パスをしやすくなりますが、最初はキックが上手く出来ず、まともに蹴ることが出来ませんでした。
やはり、キックの精度が上がれば得点につなげやすので、蹴り方などは最初のうちに身につけておくと良いですよ。
私が最近いいなぁ~と思いっている教材が、元・日本代表、現・日本代表コーチ栗原徹監修のラグビー・キック上達革命です。正確無比なキックを習得できますからね。
また、現在のラグビーボールは、皮や合成皮革を使った4枚張りが一般的です。タテの長さは280~300ミリ、ヨコの周囲は最も長い部分で580~620ミリ、タテの周囲は740~770ミリ、重さは410~460グラムと定めれています。
4年前のイングランドワールドカップでは、日本で使用しているサイズよりもやや縦長のボールが使用されていました。
そのために日本代表のFBの五郎丸歩選手を悩ませていたということがあったようです。
nice!(1) 

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。